【サバンナ・セントラル】6日夕方、サバンナ砂丘地帯でズートピア警察署（ZPD）による大規模なカーチェイスが発生した。逃走したのは、違法輸送の疑いがある大型トラックで、警察の追跡から逃れるため、舗装路から外れて砂漠地帯へと突入。周囲には砂煙が立ちこめ、一時交通が遮断された。

現場には、特殊車両部隊「Z-Force」が出動。高出力のオフロードパトカー3台がサスペンションをきかせ、砂丘を跳ねながら逃走車を追った。目撃者は「まるでアクション映画のようだった。砂嵐の中でライトだけが光っていた」と語る。

ZPD広報によると、逃走車は港湾地区で押収された現金事件との関連がある可能性が高く、積荷の中には不審な金属容器が積まれていたという。警察は砂丘の北側で車両を確保し、運転手の身柄を拘束。詳細な事情を聴いている。

ボゴ署長は声明で「どんな地形でも、法からは逃げられない」と強調。ズートピア全域で、違法取引組織の摘発がさらに強化される見通しだ。