ズートピア自然史博物館で新企画「進化する足跡」開幕 過去と未来をつなぐ展示に注目

12/2(火)18:44 配信

【サバンナ・セントラル】ズートピア自然史博物館で、新企画展「進化する足跡―動物たちの記憶と未来―」が開幕した。氷河期から現代都市まで、哺乳類たちの進化の軌跡を、最新ホログラフィ技術と実物展示で体験できる内容となっている。

目玉は、かつての祖先たちが暮らした原野を再現した「黎明のホール」。観覧者が足を踏み入れると、自身のシルエットが古代の動物に変化するインタラクティブ演出が楽しめる。また、研究員による実験展示「夜の遠吠え:誤解された植物の真実」では、かつてズートピアを騒がせた事件の科学的な検証も紹介されている。

オープニング式典で、学芸員のドクター・ハニーバジャーは「この展示は“恐れ”ではなく“理解”をテーマにしている」と語った。
博物館では期間限定で夜間特別開館も行われる予定。館内カフェでは、化石の形を模したスコーンや“古代ミルクティー”などのコラボメニューも登場し、来館者の好奇心を刺激している。